こんにちは、ビルまるです。
「ビルメンの宿直って何をするの?」「夜は寝られる?」「宿直明けは休みになる?」
求人票に「宿直勤務あり」と書かれていても、「夜は何をするの?」「ちゃんと寝られる?」と気になりますよね。
担当している現場では、朝に出勤して翌朝まで働きます。昼間の点検や修理対応だけでなく、夜の電話・警報対応、早朝に設備を動かす仕事もあります。
先に知っておきたい3つのこと
- 仮眠時間があっても、電話や警報で起きることがある
- 宿直明けは時間を使いやすいが、帰宅後に眠くなることもある
- 宿直の負担は、人数・設備・相談体制によって変わる
この記事では、現役設備管理員として経験した宿直の1日の流れ、仮眠、宿直明け、メリットと大変なところを紹介します。勤務時間や仕事内容は現場によって異なります。
ビルメンの宿直勤務とは?
宿直勤務は、夜間も建物に残り、設備の監視や必要な対応を行う勤務です。日中は日勤者と一緒に働き、日勤者が帰った後は宿直者が夜間の管理を担当します。
翌朝に次の勤務者へ引き継ぎをして、宿直勤務が終了します。
宿直勤務の1日の流れ
実際の宿直は、だいたいこんな流れです。
- 朝|出勤・巡回・検針
建物内を回り、設備の状態やメーターの数値を確認します。 - 日中|点検・依頼対応
月例点検、営繕作業、設備トラブルへの対応、業者の立ち会いなどを行います。 - 夕方〜夜|巡回・記録・夜間対応
機械室の巡回や設備の記録、報告書の作成を進めます。電話や警報があれば対応します。 - 夜間|仮眠
何も起きなければ眠れますが、呼び出しがあれば起きて対応します。 - 早朝|設備起動・巡回
ボイラーの起動や蒸気系統の操作、各設備の確認・記録を行います。 - 翌朝|引き継ぎ・勤務終了
夜間の警報、対応内容、設備の状態を次の勤務者に伝えます。
トラブルが入ると、予定していた作業を中断することもあります。毎回この順番どおりに進むわけではありません。
仮眠中も電話・警報に対応
仮眠するときも、仕事用のPHSは枕元に置いています。部屋には警報音も聞こえるので、何かあれば起きて設備を確認したり、操作したりします。
これまでには、トイレの詰まり、天井からの水漏れ、中央監視装置の警報、営繕の依頼などに対応しました。
「仮眠あり」でも、眠り続けられるとは限らない
仮眠できる時間が用意されていることと、途中で起こされずに眠れることは別です。求人を見るときは、呼び出しの頻度も確認したいところです。
対応後、すぐに眠れないことも
最近は呼び出しが多いわけではありません。ただ、一度起きると目がさえて、対応が終わってもすぐに寝直せないことがあります。
作業そのものだけでなく、途中で睡眠が切れてしまうのもしんどいところです。
仮眠時間にも残業代が付くようになった
以前は、仮眠中に呼び出されて対応した時間だけが残業として計算されていました。現在は仮眠時間全体が労働時間として扱われ、残業代が付くようになっています。
給与が月数万円増えたのは、やっぱりうれしいです。以前よりも、宿直に入りたいと思うようになりました。
これはビルまるの現場での経験です。ほかの現場でも同じ扱いになるとは限らないので、応募先では仮眠時間と給与の扱いをセットで確認しておきたいところです。
早朝は設備の起動と巡回
宿直で大変だなと思うのが、朝の早さ。まだ外が暗い時間から、設備を動かし始めます。
ボイラー起動と蒸気系統の操作
ボイラーを起動した後は、運転状態を確認します。厨房などで蒸気を使用できるように、必要な蒸気系統のバルブ操作も行います。
ここでは仕事内容の概要を紹介しています。実際の起動・操作は、現場ごとの手順に従って行います。
起動後も確認・記録が続く
起動して終わりではなく、その後も機械室を回り、吸収式冷温水機、ポンプ、ボイラー、CGSなどの状態を確認・記録します。
早朝の業務を終えたら、夜間の警報や対応内容、引き続き確認してほしいことを次の勤務者へ伝えます。
宿直明けは時間を使いやすい
朝に勤務が終われば、その後の時間を使いやすいのは宿直のメリットです。平日の昼間に買い物や役所の用事を済ませたり、趣味の時間にしたりできます。
帰宅後に寝てしまうことも
一方で、仮眠が取れていても、宿直明けは眠くなることがあります。帰宅してそのまま寝てしまい、起きたら夜だったという日もあります。
すると夜に眠れなくなり、生活リズムが昼夜逆転することもあります。
「明け」は、体を休める時間でもある
朝から自由に動ける日もありますが、毎回丸一日を使えるわけではありません。勤務表を見るときは、明けの時間と休日を分けて考えると、実際の生活を想像しやすくなります。
宿直のメリットと大変なところ
働いて感じるメリット
- 平日の昼間に用事を済ませやすい
- 何も起きない夜は落ち着いて過ごせる
- 私の現場では給与が増えた
大変だと感じるところ
- 電話や警報で睡眠が中断される
- 早朝から仕事がある
- 帰宅後に寝て生活リズムが崩れる
- 現場に慣れるまでは夜間対応が不安
1人宿直は、慣れるまで不安だった
配属されたばかりのころは、設備の場所、鍵、警報が出たときの確認先が十分に分からず、不安がありました。
同じ現場で経験を積むうちに、まず何を確認すればよいかが分かるようになりました。判断に迷うときは上司に相談できるので、今は以前より落ち着いて過ごせています。
振り返ると、宿直そのものよりも、設備や建物のことが分からない時期のほうが不安でした。
求人・面接で確認したい3つのこと
「宿直あり」「仮眠あり」だけでは、実際の負担は分かりません。応募先では、次の3点を確認しておきましょう。
01夜間の人数と呼び出し
Q:夜間は何人で勤務しますか?
仮眠中の呼び出しは、どの程度ありますか?
確認すること
- 仮眠中に誰が対応するのか
- 最近の呼び出し頻度と、よくあるトラブル
02仮眠と給与の扱い
Q:仮眠時間は、
給与上どのように扱われますか?
確認すること
- 仮眠中に対応した時間の扱い
- 宿直手当・時間外手当・深夜手当の支給方法
03早朝業務と相談先
Q:早朝には、どのような作業がありますか?
夜間に迷った場合、誰に相談できますか?
確認すること
- 勤務終了までの流れ
- 夜間の相談先と、独り立ちまでの研修
ほかの求人と宿直の条件を比較する
同じ設備管理の仕事でも、夜間の人数、仮眠、早朝業務、給与の扱いは現場によって変わります。
すぐに転職を決めなくても、求人を見て今の勤務条件と比べることはできます。希望する地域や仕事内容と合わせて、宿直の条件も確認してみてください。
設備管理の求人を探したい方へ
希望する地域の求人を見ながら、今の現場と働き方を比べてみませんか。
- 夜間の人数と、困ったときの相談先
- 仮眠時間と、呼び出しの頻度
- 宿直手当・仮眠時間の給与上の扱い
求人票に書かれていない部分は、応募先や転職サービスの担当者に確認しましょう。
まとめ|仮眠と明けまで確認しよう
ビルメンの宿直は、日中の通常業務に加えて、夜間対応や早朝の設備起動を行う勤務です。
最初は不安でしたが、経験を積むうちに落ち着いて対応できるようになりました。明けの時間を使いやすいことや、給料が増えたことは、うれしいところです。
その一方で、仮眠の中断や帰宅後の眠さは今もあります。求人を選ぶときは、次の点を確認して、自分に合う勤務形態か考えてみてください。
- 夜間の人数と相談体制
- 仮眠時間・呼び出しの頻度・給与の扱い
- 早朝業務と勤務終了後の生活リズム

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